⑤ローマ皇帝 キリスト教を利用

旧約聖書と新約聖書 ~~イスラエルの債権

ユダヤ人の神話と歴史をまとめたのが、旧約聖書。

イエスの一生を弟子たちがまとめたのが、新約聖書。

キリスト教では両方を読みます。

ユダヤ教はユダヤ人の間にしか広まりませんでしたが

キリスト教はローマ人にも広がりました。

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もともとローマは多神教でした。

キリスト教は1神教なので、キリスト教徒は他の神を認めませんでした。

なので、迫害を受けましたが、キリスト教の信者はどんどん増えました。

信仰を持って死ねば、天国に昇れると信じるキリスト教徒は、
死を恐れずに迫害されてもどんどん増えました。

ローマ皇帝コンスタティヌス1世は、キリスト教徒を権力の支えとした方が良いと考えて
キリスト教を公認(ミラノ勅令)

その後、テオドシウス帝がキリスト教を国教とし、ギリシアから受け継いだ多神教を禁止します。

そのあとに生まれたヨーロッパ各国もキリスト教を受け継ぎます。

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ユダヤ教徒はローマ軍が攻め込んできて、エルサレムを破壊され各地に離散します。(ディアスボラ)

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こうして各地に散らばったユダヤ人はキリスト教やイスラム教の支配を受けながら
自分たちの信仰を2000年も守り続け、20世紀になってイスラエルという国を再建します。
ありえない執念のお話。

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