19 アラブの春
歴史が大の苦手な私が中東を理解した気持ちになった本
‟世界史講義”茂木誠(予備校の先生)を参考にまとめています。
アラブ諸国では民族主義が盛り上がったのですが
支えたのはソ連からの軍事援助でした(??)
しかしソ連経済は、疲弊
(計画経済の失敗とアフガニスタン戦争の泥沼化)
アラブ諸国を支援する力はなくなった。
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冷戦の終結
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1991年にソ連は崩壊
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アラブにはソ連からは武器が来なくなる
アラブ人民主義は下火になります
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アメリカにとってはチャンスとなります
エジプトに、もうソ連は持たないから
イスラエルと和解するよう求めます。
スエズ戦争以来
イスラエルにずっと勝てないでいたエジプトは
米カーター大統領の仲介で和解します。
キャンプ・デーヴィット合意
はじめて
アラブの国エジプトがイスラエルを承認したのです。
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米クリントン大統領は、PLOのアラファト議長とイスラエルを仲介
オスロ合意
激しい反イスラエル闘争を展開してきたアラファトが
イスラエルを認証しました。
パレスチナの一部の自治権を得ることで合意
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最後までアメリカに逆らったのがイラクです。
絶対に認めない・・・・サダム・フセインです。
ソビエト型の社会主義、アラブ民族主義、世俗化を進めました。
(イスラム教を廃止、女性はベールをとってよい)
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ここも大きな4流れの変化です。
アラブ人を追い出して国をつくった
イスラエルを認めざるを得ない国々がでてきました。
イスラエルからしたら2000年前に追い出されたから
もどってきて何が悪いのという感じかな