13 都合の良いアラブ内の対立

歴史が大の苦手な私が中東を理解した気持ちになった本
‟世界史講義”茂木誠(予備校の先生)を参考にまとめています。

イギリスに独立を約束されたメッカのハーシム家と
ワッハーブ派のサワード家との対立です。

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メッカをサワード家にうばわれたハーシム家はイギリスに助けを求めます。
イギリスはハーシム家の王たちを保護して
あなたはイラク王
あなたはヨルダン王
とアラブを細分化していきます。

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フランスも
シリアやレバノンを作ります

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こうしてできたのが
今の国境です。
(恥ずかしいですがしりませんでした。歴史で学んだはず??)

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イラク王も、ヨルダン王も、エジプト王も
イギリスの言いなりになるルーツはです。

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油田が見つかってもあなたには掘れないから
イギリス企業に採掘権をあたえろ
イギリス軍の駐留を認めろ

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一応は独立という形をとっても
スエズ運河の利権や石油の利権は
イギリス、フランスが握ったままということです。

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第一次大戦後の
アラブの王たちは
イギリス、フランスのいうことを聞き
自分たちが儲かればよく
民衆には人気がありませんでした。

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ハーシム家、また違うのがでてきました。
イギリスよりの一家です。

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