祖父から教わった編み物
小学生の時に
祖父から編み物を教わった
おじいちゃんは、厳しかったっけ
。。。
長い間、大きな船のボイラー室で若い頃から働いていたらしく
長い船旅に編み物をしていたらしい
。。。
ピンクの3本指の手袋
棒針で編んでくれた
おじいちゃんから編み物を教わる
結構珍しいよね
。。。
そんな祖父は
戦争中に物資を運んでいて
2回も爆撃されて 船が沈没
仲間は沢山亡くなった
祖父は 奇跡的に助かったらしい
。。。
今生きている私たちは
そんな奇跡的に
生き残った人の
子孫なのだよね
。。。
小学校の時に
みんなで、防空壕に探検に行こう!!!
自転車でいこうとしたら
私のおじいちゃんが
道路に大の字に、両手、両脚を広げて
立ち塞がり
「何処に行くんだ?」
。。。
私だけ
行けなかった
悲しい悲しい記憶
。。。
ワクワクして
ドキドキして
わ〜楽しそうって思うと
。。。
いつも、こんな感じで
それは、ダメ!!!
。。。
お陰で
楽しいことは
みんなダメ!!!
。。。
ずっとずっと
なんでこんな家に生まれてしまたんだろう
そう思ってきた
。。。
大人になっても
よく思い出していた
大の字 道塞ぎの 祖父の姿
。。。
そんな祖父の事を
許せたのは 割と最近
。。。
千島列島あたりにいた祖父は
終戦を迎えて
生きるか死ぬかっで
函館まで帰ってきた
。。。
家族が
誰だかわからなくて
泥棒かと思うほどだったらっしい
。。。
そんな話を父親から
割と最近
初めて詳しく聞かされたら
。。。
祖父なりに
色々あったんだなぁ
と
孫(私)を守りたかたんだな
と
思ったら
。。。
緩んで
どうでも良くなった
。。。
大切にしてくれたんだなぁ
そちらの思いの方が強くなった
。。。
またひとつ
オセロの黒が白にひっくり返ったよ