戦後の義父の自慢話

義父が、特攻前日終戦、命拾いをして地元に帰ってくると

家族はやせ細り今度は、家族を食べさせなければならない

お金はあっても、食べ物がない

土地があっても

耕して作物を作る若者が戦地に出払っていないので

作物は無かった

電車に乗って

農村地帯に食材を仕入れに行った時の

自慢話をお酒の勢いで話してくれました。

どこへ行っても
夕飯食ってけ~~
風呂に入っていけ~
大サービス

家の婿にならないか~
なってくれ~

お風呂に入れというから
風呂場に行ったら

裸のお嬢さんが
もじもじ恥ずかしそうに座ってたんだよ
あの時は参ったな~
だそうです

お嬢さんも、父親に言われたら従うしかなかった時代なのですね
その後どうしたかは聞きそびれ
どうにかなったら、お嫁さんにしないとならないので
丁重に断った。。。という想像です。

元気な男性は戦死していたか
まだ戦地から帰ってきていなかった時期だったので
娘の婿になってくれないかと
お誘いばかりで
モテて、モテてしょうがなかったそうです。

 

こんな話はなかなか聞けないから
シェアさせていただきました。

おじいちゃん、お疲れ様、そして、ありがとう。

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