心に響いたのでシェア

暖かく、軽やかで、いつも気になる、“はせくらみゆき”さん

~~「はせくらみゆきさん」の少し前のFB記事より~~


【楽しさを選択するということ】
皆さん、こんにちは。
8月8日のライオンゲートを終えて、
新しい時空の扉が開いてきたのを感じる今です。
さて、これからは、今まで以上に、
内なる自分ときっちり対峙して、
あまりまわりに振り回されないように、
「俯瞰しながら観る自分軸」を大切にしていきましょうね。
といっても、あまり難しく考える必要はありません。
心のうちが、「たのしい」と思えることに対して、
素直になってみる、ということだけでも、
ずいぶん、判断基準や識別力も上がると思います。
たのしい、ということは、
決して刹那主義でも、逃げでもなく、
たましいからのピュアなおたよりであると考えています。
そのおたよりを無視しない、って感じかなあ。
まもなく出る新刊に、「たのしい」ということについて、
語源も含めて、人生が輝きたすヒントとなるエッセイを
掲載していますので、せっかくですから、
まるごと、転載しちゃいます。

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人生が輝く言葉13 【たのしい】
「楽しさ」は、私たちが生きていく上で、
欠かせない要素です。
いえ、むしろ、最も大切な要素かもしれません。
「楽しい」ということは、生きるエネルギーそのものとなり、
成長を陽のエネルギーで満たして、促してくれます。
私たちは大人になるにつれて、
いつのまにか「楽しい」ことに対する罪悪感というのかしら、
無意識に、苦労するのが当たり前、
楽しんじゃいけない…といったように、
自分自身にセーブをかけてしまっていませんか?
あるいは、楽しんでいる人をみては、
「人生そんな甘いもんじゃないよ」
と言いたい気持ちが湧き上がってきたりね。
私たちはいつから、
こんなに楽しみベタになってしまったのでしょうか?
楽しいという言葉は、
もともと「手伸し」からきており、
嬉しくて楽しくなると、
手を伸ばして喜び舞うことから始まっています。
これって、どことなく、阿波踊りとか、
沖縄のカチャーシーのイメージが浮かんでしまいますね!
また、「楽」という漢字も、
どんぐりをつけた楽器の象徴から来ており、
きっと、カタカタなる楽の音にあわせて、
踊り舞って楽しんでいたんだろうなぁと思います。
そういえば、赤ちゃんも、
嬉しくなると手足を伸ばして
全身をパタパタさせて喜びを表現しますし、
子どもも大人も、嬉しい時のポーズは、
手を上に掲げて「わーい!」ですものね。
そんな「わーい」を素直に表してみること、
日常のちょっとした感動や喜びにも
「わーい」を適用してみると「楽しい名人」になれるかもね。

「楽しい」ということに関しては、
私の苦い思い出があります。
それは、40歳になるまで、私は「楽しさ」よりも、
「頑張る」ことを優先していたという事実。
なので、口癖は「頑張らなくっちゃ」、でした。
で、その年の夏、脳卒中で倒れました。
半身不随になったのです。
けれども、奇跡的に回復して、
後遺症もなく現在に至っています。
その時から変えたのは口癖。
頑張る代わりに、楽しもうと決めたのです。
それも、ただ上っ面だけ楽しむのではなく、
もっと深いところ―いのちが喜ぶ生き方を
しようと思ったのですね。
そうして、「頑張る」私から、
「楽しい」私に選択した途端、
すべてがガラリと変わりました。

実は、脳卒中のあと、ある気づきがありました。
それは、すべては変化していくものなのだということです。
まるで、方丈記の「ゆく川の流れ…」のごとく、
人生は、絶えず動いていく川の流れのようなものだと
感じました。
であるならば、すべての流れ、人生に起こる出来事は、
たった一度限りの本番の連続。
たとえ同じようなことでも、
実際は、皆違っているし、やがてそれにも終わりが来る。
このように、すべては、時間と空間の織り成す糸の中で、
留まることなく変化し続けていることを痛感した時、
いいも悪いもすべて「楽しい」に収めちゃおうか、
と思うようになりました。
つまり、私たちが経験するあらゆることは、
肉体という地球服をまとっている
期間限定のお楽しみ―地球ランドの観光中

だと捉えるようになったのです。
以来、私はある言葉を、新しい概念に変えて
インストールしなおしました。
それは「苦楽」ではなく「楽楽」。
動くと楽しい。静かだと楽。この軸に変えてみました。
こうして、楽しいと苦しいのワンセットから、
楽しいと楽のワンセットにしてしまうと、
たとえ「苦しい」と感じることでも、
「ああ、いま、苦しいという感情を楽しんでいるんだなぁ」
なんて感じで、俯瞰しながら味わうようになったのです。
実はもう一つ、同じような入れ替え言葉をしてみたんです。
それは、「成功と失敗」という言葉。
これを「成功と成長」に変えてみました。
すると、今まで、失敗を恐れて行動出来なかったり、
いざ失敗してしまったときの後悔という学びも含めて、
「これって本当は失敗じゃなくて、成長だったんだよね」
と思えるようになったのです。
それで、ますます「楽しさ」に拍がかかってきました。
とはいえ、確かに、生きるということは
楽しさばかりではありません。
大きな意味では楽しいと分かっていても、
感情としては、嫌だな、大変だな、苦しいな
と思うことも多々あることでしょう。
それでも越えなくてはいけない時、
嫌なのに、どうしてもやらなくてはいけない時などは、
どうしたらよいのでしょうか?
その時は、
「やるべきことを好きになれる自分になる」レッスン中
であると捉えてはいかがでしょうか?
しかも、人間力が急成長するレッスン期間。

そんな肝練りのプロセスは、
未来のあなたからみて、
「あの時(こと)があったから、
今の自分があるよなぁ」と思える時が、きっと来るはず。
(そうはいっても、あまりにキツイ時は、
やめる・拒否・逃げるも選択肢としてアリですからね。
無理しないでね)
最後に、あなたが「楽しい」と思えることを、
今から10個あげて、それをしている様子を、
リアルにイメージしてみましょう。
そんなあなたはすでに楽しさの達人です。
さあ、後は出来ることから行動へと移して、
その現実を味わい、楽しんでみましょう。
~~以上、はせくらみゆきさん のFB記事でした~~

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